高市総裁誕生の直後、逆指値買いが1ティック届かなかった理由と改善策

 

「逆指値買いがギリギリで執行されず、結果的に大きな利益を逃した」
という悔しい経験は、誰にでもあるでしょう。

今回、私も同じ悔しさを味わいました。

 

私の実例を元に、

  • なぜ逆指値は刺さらなかったのか?
  • 対策は、どうすべきなのか。?

を、考察していきます。

トレード実例:逆指値買いが刺さらなかったケース

■1時間ローソク足

逆指値買い予約
条件:市場価格が2,137円以上で、指値2,140円
結果:窓開け上昇後、2,141円まで下ヒゲが伸びたが、約定せず

 

”高市総裁誕生”という政治イベント(土曜日に決定された)を背景に、上方向へ動くシナリオ自体は想定していました。

しかし、肝心の結果は……

  1. 窓開け上昇。逆指値買いの価格(買い:2137~2140)を大きく超えたので、約定せず
  2. 下ヒゲが伸びてくる。下落が1ティック足らず、約定せず(最低値:2141)
  3. 再び、急上昇していった

逆指値買いラインにギリギリ到達せず、買われなかった。
大きな上昇を逃した。

 

高市総裁誕生で、株価が上がる可能性が高いことは予想していたのに、全く利益が出せなかったのです。

当時の判断と考えていたこと

「窓を開けて上昇➜押し目で、ギリギリ買えない➜再上昇を逃す」

後1ティック下落していたら、この大きな利益を手にしていたのです。

 

”高市総裁誕生”という、日本国民なら大いに喜ぶであろう、このニュース(土曜日)の後の相場。

「エントリーすべき日」だと、前もって判断していました。

(※私は、テクニカル分析のみで普段ファンダ分析は全くしないのですが、”高市総裁誕生”という明らかに上昇しそうな状況だったので、例外的に売買根拠にしました)

 

……一方で、懸念もありました。

極めて重要な政治イベント直後ということもあり、星の数ほどいる投資家たちも、ここぞとばかりに利益を取りに来るのは、至極当然。

期待値としては普段より高いが、ボラが大きくなるのも必然。

「窓を開けて跳ねる➜一気に急落していく」という展開も、頭の片隅にはありました。

だからこそ、逆指値買い(買い値下限)と指値(買い値上限)はいつも通りに設定。

安全策を取ったのです。

 

結果として、ギリギリで約定せず。

呆然と、後1ティック届かず、上昇していくチャートを見送りました。

「なんで刺さらないんだ、取り返してやる!」という感情的なトレードは、”高値掴み” になってしまう可能性が高いので、泣く泣くエントリーを断念しました。

「上昇は、ほぼ確実」と予想できていただけに、強い悔しさを味わいました。

 

原因分析:なぜ下ヒゲが届かず、上昇を逃したのか?

今回の失敗の原因、かなりシンプルです。

原因:逆指値買いの位置です。

「指値=買い値の上限」の位置を、いつもより上にして、やや強気でエントリーすべきだったのです。

大きなイベント直後の相場では、瞬間的に価格が跳ねたり、ヒゲだけ伸びてすぐに戻るような、急激な動きが起こりやすくなります。

その中で、「安全すぎる指値」を置いた結果、今回のように「あと1ティック届かない」事態が起こったのです。

 

原因をさらに突き詰めれば、”期待値で考える”事を放棄していたともいえます。

”期待値で考える”という事が出来たなら、極めて重要なポジティブな政治ニュースの直後は、行動は2つに大別されます。

  • 大きな上昇が見込まれるから、いつもよりもリスクを取って(指値=買い値の上限を、いつもより上にして)、やや強気でエントリー
  • 相場が読めないから、エントリー自体しない

上に2択です。

しかし、私は「安全策➜いつも通りエントリー」という、いわば思考停止の行動をしていました。

失敗の本質は「期待値で考えるよりも、安心感を優先してしまう」という事だったのです。

 

結論:次回からの改善策

結論はシンプルです。

次回から改善すべき点は、”期待値で考える”を放棄しない。

今回の様に、極めて重要なニュースの時は、「思考停止でいつも通り」はご法度。

「普段よりもリスクを取れば、大きなリターンを見込める状況」なのだから、それを前提に判断をする。

 

※注意点。

普段、私はファンダ分析をしません。テクニカル分析のみです。

今回は、高市総裁誕生という極めてポジティブな政治ニュースがあったので、それを加味して上昇を予想しました。(つまり、ファンダ分析をした)

しかし、今回はあくまで例外。

こんなに わかりやすい上昇要因となるニュースは、そうそうないでしょう。

なので、今後も ”テクニカル分析を原則” としてやっていきます。

総括:生存戦略・期待値視点

「下ヒゲが逆指値に1ティック届かず、その後の上昇を逃した」という経験は、誰にとっても強い悔しさが残ります。

今回のトレードも、
相場の方向性そのものは、ほぼ読み通せていました。

 

それでも利益を取れなかった理由は、
逆指値買いの位置を「期待値」ではなく「安心感」で決めてしまった点にあります。

大きなイベント直後で、上昇の可能性が高い局面では、

・強気に条件を調整して取りに行く
・もしくは、最初から見送る

このどちらかを選ぶべきでした。

  • 失敗の本質:「期待値で考えるよりも、安心感を優先してしまった」

 

「いつも通り」という安全策は、今回のような相場では、チャンスを逃す選択になってしまいます。

今回の反省は、逆指値のテクニックそのものよりも、判断の基準を「期待値」にすることの重要性を再確認できた点にあります。

 

逆指値買いに限らず、どんな手法を使おうとも、「期待値で考える」を大前提に置くべし。

これが、今回の失敗から痛感させられた教訓です。

 

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