トレードでは「何をやるか」以上に、
「やらない判断をどう決めているか」が成績を左右します。
特に迷いやすいのが、一度利確した後に「もう一度入り直すべきか?」という場面です。
今回は、実際のチャートをもとに、利確した後、昼休み後の再エントリーをあえて見送った理由と、その判断をどうルール化したのかを解説します。
今回のトレード実例
■1時間ローソク足

買い:1081(逆指値買い 1077〜1081)
売り:1086
損切り幅:-10
トレールストップ:-10
窓開け上昇の後、下ヒゲで逆指値買い約定。
そして、高値は1097まで到達。
その後 反落して、トレールが発動し1086で利確しました。
反落前に上ヒゲで押し上げられていたので、トレールで売られて微益。
私の戦略は
「強い上昇トレンドでの利益を狙う」なので、強い上昇トレンドでない今回の局面でも 微益で終われたのはとても良い結果といえます。
つまり、私の手法とトレールストップとの組み合わせ自体は良好という手応えがありました。
そして、頭を悩ませる問題は この後です。
浮かんだ疑問:「昼休みに再エントリーすべきか?」
この日は、昼に下落した後、少しだけ再上昇して終わりました。
しかし、リアルタイムでチャートを見ていた私は、その時に再エントリーを選択肢に入れていました。
一度 利確したあと、「もし もう一度 上昇するなら、再エントリーした方がいいのでは?」という考えが浮かんでいたのです。
感情的には、「まだ上がりそうだから、もう一度取りたい」と思ってしまいがちな場面です。
この考えに対して、感覚ではなく「時間帯の性質」から冷静に判断することにしました。
昼の時間帯は、方向性が安定しにくい
朝イチ(寄付き直後)は、出来高が多いので、上昇するにせよ 下落するにせよ、方向性が強くはっきりと出やすいです。
しかし、昼の相場は性質がまったく異なります。
出来高が細り、小さな上下動が増え、ヒゲが出やすくなります。
この時間帯で逆指値買いを置くと、一瞬の上昇で買いが約定し、すぐ反転して損切り――
いわゆる「往復ビンタ」が起きやすい環境です。
感覚的には期待値がありそうでも、過去の経験から「期待値が悪い」と判断。
なので、再エントリーはしませんでした。

結果、損失を回避できました。
もちろん、この一回の実例だけでは母数が少なすぎますが、僕自身は期待値の悪さを大いに実感しました。
総括:朝イチと昼は、まったく別物➜再エントリーはしない
朝イチは、出来高が多くトレンドが素直に出やすい。
昼以降は、出来高が少なく方向性が曖昧で、トレンドの継続性が低い。
同じ銘柄でも、時間帯が違えば期待値はまったくの別物です。
なので、「利益が出た後でも、当日の再エントリーはしない」
↑このルールを明確化します。
ずっとチャートに張り付いていると、思考力も消耗しますし、メンタル的にもきついです。
なので、明確に売買時間を決めて、それ以外は放置。
(とうぜん下落に備え、トレールストップや損切りラインは毎回設定)
思わぬ副産物
すると意外な発見。
「相場の”当事者”ではない」という感覚になり、空いた時間にチャートを見ても、第三者視点で 冷静に分析できる。
結果、翌朝のエントリーの可否を、冷静に判断できる。
もし、あなたがポジポジ病などに悩んでいるのなら、「エントリーは朝イチのみに限定する」を実践してみて下さい。
期待値的にも良いですし、驚くほどメンタルも安定するでしょう。


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